ドーバーの絶壁

MUSICとLITRATURE

2014年所感、俺'14(ワンフォー)について

モーニング娘。が紅白に出なくなってから久しいが、昨年(2013年)の紅白はアイドルとあまちゃんのゴリ押し、人・モノに映像を投射するプロジェクションマッピング技法の多用(のっけからNHKホールへの投影)、泉谷しげるの「お前ら拍手するな!」というお約束のツンデレ、美輪明宏の二番煎じの感動、大島優子の引退発言からの北島三郎の肩透かしまつりと、随分と楽しませて頂いた。

 

NHKは2020年のオリンピック開催を睨んで、兎にも角にも『映像のパワー』をもっとアピールしたいところだろう。ハイビジョンの4倍の解像度を誇る4Kが家電量販店に並び始めたが、販売員の”意外と売れてるんですよ”というセールストークも虚しく、4Kのコンテンツは供給がほぼ0に等しい。それこそ、カメラのレンズから伝送系、VEの機材や技術者の知識、ピントを合わせることが難しい、といった技術的な問題まで、ハードルは山ほどある現状だが、あと6年で、日本の放送業界がどれ程進化するのか、これもとても楽しみであり、”アベノミクス”とやらの波に乗って(既に小波だが)発展していって欲しいものだと切に願う。

 

ところでモーニング娘。が改名をしたことが、芸能界でほんのわずかながら話題になったが、つんく曰く、「どの曲を何年に歌っているか分かるように改名した。また戻すかも」ということらしい。『モーニング娘。'14(ワンフォー)』への改名は結局、カラオケでモーニング娘。の楽曲がすべてワンフォーと表示されてしまい、『Loveマシーン(モーニング娘。'14)』、『真夏の光線モーニング娘。'14)』という文字通り時代錯誤の状況を生んでしまった。年は改まっても、『2013年の俺、2014年の俺』と表明したところで、周囲の人間から見た”俺”のアイデンティティからは逃れようが無い。モーニング娘。はもはやオリメンが誰も居ないでしょ?という意見がありそうだが、かのアイドルグループが『キューティーズ』やら『ベリーベリーズ』だったら、見切りをつけるファンが大多数なのではないかと思う。

 

外観をさらっと変えただけでは、実際は何も変わらないし、僕は今いる会社で、今いる場所で咲いて、その先はそこから考えようと思う。そこで今年の目標としては、

・ソフトのスキルを上げる(Final cut, photoshop, aftereffects,欲張ってflashとかも)

・英語を毎日勉強する(将来的に使う、はず)

・音楽、映像、本にもっと触れ、様々なものから刺激を受け”格好いいもの”を吸収する

という3点を掲げたい。それらすべてがこれからに繋がっていくはずだし、そう確信しながら日々を過ごそうと思う。あと、周りの人にもっと助けを求めよう(”吉”だったおみくじに記されていた神様のお言葉を信じよう)。