ドーバーの絶壁

MUSICとLITRATURE

あるブログに触発されたのでタモリ本の紹介でも

Gunosyを朝の電車の中で読んでいて、ある記事が目に止まり大いに触発された。

これからブログを頑張ろうと思う人へ。まずは三ヶ月毎日書く。話はそれからだ。http://www.wakatta-blog.com/post_755.html/trackback

 

まあ毎日やってみれば何かが見えてくるんじゃない?っていう軽いノリで、日々何かしらのネタを探して更新していくのもいいかな・・・という気になった。

 

ということで最近買った本の紹介を。

 

これ。

f:id:hiro_sound:20140120222228j:plain

 

 

タモリ。世代は全く違う(俺は27才)、むしろ親父と年が近く、ハナモゲラ語とかイグアナのモノマネとか、四カ国語麻雀とか、Youtubeで見たくらいで、昔は怪しいオッチャンだったんだなあっていうかなり引いたところからの感想しか出てこない。(ただ四カ国語麻雀は滅茶苦茶面白かった)

 

いいともやタモリ倶楽部の好々爺のイメージが完全に強かったので、ネットが無かったら昔のタモリなんて絶対に観ることは無かったんだなあと思う。そんなタモリさんの長寿番組であるいいともが終わってしまう。大学行かずに朝まで酒飲んで、昼頃に目を覚ました頃にいつもやっていた。他に観るものが無いからなんとなく観てしまう。タモリさんってなんか心の中にスポッと収まる感じがする。

 

文藝別冊、タモリは、そんな怪しい魅力を放つ、”芸能史上、永遠に謎の人物”についての論考やエッセイが多数収録された、実に濃度の濃い一品。表紙を開くと、金色の見返しが現れて、これがまた実に美しい。タモリの生い立ちや、音楽の趣味(これが意外と謎に満ちている)、密室芸について、ベルグソンタモリの架空の対話などというハチャメチャな内容が続くのだが、読めば読むほど、うーむこの人って良くわからないなあと感じる。福岡から出てきたおじさんが山下洋輔に見初められて、赤塚不二夫に出会って、芸能界で天下取っちゃうんだから、人生って不思議なものだな、とか思ったり。

 

現代版の"ジャックの豆の木"や”ホワイト”(タモリ達がたむろしていた喫茶店)ってどこになんだろうって考えると、やっぱりネットなんだろうか。ううむ味気ないかもしれん。これから人と飲むときは、いかにその場が楽しくなるかを考えながら、酒をあおるようにしよう。まずはそこから!?